麗の人生是一方通行

麗のブログ。

日々の様々なことを綴ります。写真とSnowManが好き。

ファンが頑張って重版やミリオン、Billboardに入れようとする風潮やめてほしい

長年ジャニヲタをやってきて感じることがある。

ここ最近のヲタクは推しが表紙を飾った雑誌を何十冊も買い、推しのCDを何枚も箱買いし、ツイートにはBillboard対策とか謳い、直接関係の無いツイートすらも最後にアーティスト名、曲名をテンプレ化し投稿する。

 

 

…正直呆れてる。

 

 

いや、同じ物を何個も買うというのはヲタクの血としてわかるしそこを批判する訳では無い。

 

私が言いたいのは、「重版してほしい」「ミリオン飾ってほしい」「Billboardに載ってほしい」の意味を履き違えてないか?ということだ。

 

私がジャニヲタを始めた頃は、何個も買う人がいても重版のために〜と言って爆買いする人は滅多にいなかったと思うし、そもそも重版の概念すらあまり眼中に無かった気がする。(私だけかもしれないが)

 

 

私の感覚としては、(というか一般的な感覚であってほしい)雑誌やCDの売上は、ファンは買う前提として、更にファンではない世間一般の人までもが欲しいと思って買う=売上 であるから、例えばミリオン達成したら世間に名が知れた!売れた!となる訳で。

 

80年代とか90年代のCD売上ってまさにそうじゃん?

音楽番組でCD売上ランキングってあるけれど、平成中期まではランキング上位の曲って“誰もが知ってる有名かつ人気な曲”なのよ。

でもまあ所謂会いに行けるアイドルとか出てきて、CD買う=握手券 になってしまったということもあり、平成後期から令和では正直あまり世間一般には人気でない曲もランクインしている印象がある。CDはいつの間にかヲタクが頑張って買う物になってしまったのではないか。

 

握手券ならまだわかるけどそんな特典も無いのにただ推しをミリオンアーティストにしたいが為にヲタクが頑張って何枚も買うことが当たり前になってしまったヲタク界隈に私は何とも言えない気持ちを抱いている。

 

金が無いからとかじゃなくて、そうやってヲタクが頑張ってミリオンアーティストにしたところで、本当の「売れた」に繋がるかはいまいち微妙だと思う。

 

先述した通り、私の思う「売れた」=「ヲタク以外の一般人にも人気が出た」ことであるしその一般人が後にファンになりファンが増えていくことだと思っているから。

 

確かにそれでミリオンとったり重版になったりすれば、推しは喜ぶし「ありがとう、皆のおかげです」と言うけれど、一昔前のミリオンと重版の価値とは圧倒的に下がっていると思うし、むしろ簡単にとりやすくなってしまっているのかもしれない。

 

 

ジャニーズをはじめとするアイドルだけではなく、ダンス・ボーカルユニットなどのアーティスト界隈でもこの現象は起きているし、ツイートに曲名やアーティスト名を付けることも流行っている。

ツイートに関しては単に見にくさと鬱陶しさもあるし、同じファンとして嫌気が差す。

 

 

 

推しを応援することが、いつの間にか義務、そして負担になってしまっていないことを願う。