映画ドラえもん のび太の月面探査記。
大ヒット上映中!『映画ドラえもん のび太の月面探査記』公式サイト
「映画ドラえもん のび太の月面探査記」予告1【2019年3月1日(金)公開】 - YouTube
“青少年へ向けて”ではない。大人が観るべきもの。
ドラえもんが小さい頃から好きな私は、ドラえもんのアニメの番組情報に「青少年に向けて作られたアニメ」というような文言があったのを覚えている。確かに昔から漫画があり、アニメがあり、毎年映画が公開されるという、最早子どもが観るアニメとして「当たり前」になっているドラえもん。しかし特に最近、大人が観るアニメとしても認知されつつあるのではないだろうか。
私がそう思うきっかけとなったのは、2年前の「映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」である。この作品のキャッチコピーが話題になったのは知っているでしょうか。
ドラえもんの映画だよね…?と言ってしまいそうな感動のフレーズとお洒落さ。子どもよりも大人に語りかけてくる、まさにそんなキャッチコピー。これによってドラえもんはより、子どもだけでなく大人にもお勧めできる映画となっていると思います。
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そして今年の映画でも、格好良いキャッチコピーが発表されました。
このシーンは劇中に実際に出てくるシーンでした。思わずこのフレーズと重ね合わせ、ボロボロと涙が溢れてきました。そしてこの記事を書いている今も、「これってこういう事だったんだ…」とキャラクターの言葉に感動しております。映画の前半は子ども向けの感じがありましたが、ここから一変。大人の心に刺さる映画へ。人として大切なものは何か。人が作り出した機械とは何か。
あなたが小さい頃に、ドラえもんを観ていた頃に、どこかへ忘れてしまった大切なものを、今のドラえもんは大人のあなたへ届けます。
ムービットが可愛過ぎる…!
予告にも出てきて、多くの人は見たことがあると思います。ピンクの小さいウサギのような生き物!もうこのムービットが可愛過ぎて終始にやにやが止まりませんでした。ムービットを抱きしめたい…一家に一匹ムービット♡ᕱ⑅ᕱ゛
ちなみに入場者プレゼントでムービットとドラえもんのおもちゃが貰えます!先着順と聞いていたのでもう無いかなぁと思っていたのですが、公開から4日経った今日でも貰えました!!欲しい方は急いで映画館へ!!
エンドロールは必見
以前に映画館でエンドロールが流れると席を立つ人がいるということについて話題になっていましたね。私はどの映画も最後まで残っている派なのですが、今回はもう強制的にでもエンドロールをちゃんと見なさい!!と言いたいです(笑)それはなぜかと言うと、エンドロールで流れる挿し絵が素晴らしいからです。涙腺崩壊しました。エンドロールはDVDやAmazonプライムなどでしか観れません。地上波では放送されませんよね。ですからちゃ〜んと最後まで席に着いて見るべきです。
また、エンディングテーマも最高でした。平井大さんの「THE GIFT」。予告を観てから涙をそそる歌声だなぁと思っていましたが、まさにその通りでした。先程書いた挿し絵とこの歌が合わさるともう体中の水分が出てきます。ええ。とても素晴らしい。泣けます。ダウンロードしちゃいそう。
主題歌 | 『映画ドラえもん のび太の月面探査記』公式サイト
作画タッチが変わった?
たまたま昨日、昨年の映画ドラえもんを観ていたのですが、その作画は鉛筆のようなタッチで柔らかさを主としたものでした。それは今までも変わらないのですが、特にその映画は柔らかさが強く表れています。しかしここだけの話、ドラえもんたちの目が小さくて私はあまり好きではありませんでした(笑)
今回の映画は、どちらかと言うとアニメのタッチに寄ったものだったかなと感じました。気のせいかもしれませんが、「映画だ…!!」というような鉛筆タッチの柔らかさが足りなかったと思いました。少しそこが残念でしたが、ドラえもんたちの目は可愛かったので良かったです(笑)
そしてなにより「月」がテーマの今作品。宇宙や月、星の作画がとても綺麗でした。映画館のスクリーンが、ちょっとしたプラネタリウムと化していました。満天の星空を見るのが夢の私はかなり感動しました(笑)
さらにさらに!前作に出てきた「ノビタオーラ号」が今作品にちょこっと出てきます!!見逃さないように気をつけて、是非探してみてください!
ドラえもんを最近映画館で観ていないそこの大人のあなた!時間を見つけて観に行ってみてはいかがでしょうか?そして勿論子どものみんなも友達を誘って映画へ行ってみてください!